今日は『菜虫化蝶』(なむしちょうとなる)
こちらのローカル新聞に、週一で五木寛之氏のエッセイが載っている。
その中に、先日とても素敵な言葉を見つけた。
ある程度の歳になってくると、誰しも物忘れが頻繁に出てくる。
それは、ボケの始まりかもしれない。
自分自身のことなら、そういう言い方でも構わないが、身近な人に対してそういう言い方はどうか…?
痴呆とかアルツハイマーとかという表現は避けたい。
歳をとって視力が衰えたり、歯がぐらついたりするのと同じだから…
そんな時、偶然出会った女性が「母がちょっと、のどかな感じになってきまして」
この表現にホッとした・・・という内容だった。
【のどかになる】・・・この言葉から来る雰囲気と音の感覚。
マイナスなイメージではなくほんわかと包み込むような雰囲気のある言葉だと感じる。
どこかで使えたら嬉しい♬
私の父は亡くなる10年以上前から認知症を発症していた。
急激に悪化したのではなく、時間をかけて徐々に悪くなっていった。
そんな時、スーパーで出会った顔見知り程度の年配の男性に、「そっちの爺さんはボケとるなぁ」
近辺にいる人全員に聞えるような大きな声で言われたことがある。
事実だから否定はできなかったが、父の人格を否定されたようで、とても悲しく悔しい思いをした事が忘れられない。
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【雑穀料理】のTempotaさんご紹介のレシピを、勝手にアレンジして『絹豆腐のティラミス風』
好き嫌いがはっきりしそうなので、一口大にカットして母の法要のお茶うけに…(^_^;)
これスイーツ????っていうくらい甘さなしΣ(´∀`;)