★のほほん田舎暮らし!★

自作のパンやケーキのメモと日々の何気ない小さなことを書いてます。

金柑シフォンケーキNo.144

準備当番に当たっていた新年の大きな地区行事【お日待ち・祈願祭】も終わり、ホッとしたらもう1月も後半に突入❕

いまのところ穏やかな日々に慣れてしまったこの頃。

 

昨日20日大寒』  『欵冬華』(ふきのはなさく) 

10日ほど前、近くの知り合いからの情報・・・「硬くて小さいフキノトウが出てたよ♬」

大寒に入ったばかりでもう???

そういえば、今年の冬はあまり厳しさを感じない。

これからが本番??

立春は2月4日。翌日は旧正月

この冬は、今までの冬とは全く違う暮らしになった。
色んなことのケリがつくまで不安定な毎日だが、なんとか無事に心の春も迎えたい。

 

 

年始に借りた本の1冊が…↓ 

町工場で、本を読む

町工場で、本を読む

 

 町工場で旋盤工として51年働き、その間に何冊もの本を書いた〈旋盤工・作家〉

前半自身の生い立ち、後半は書評集のような構成。

沢山の書評の中の一冊が↓

一色一生 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

一色一生 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

 

 この本に関する章で、京都西陣織がかかえている問題、鳥取県米子市の弓ヶ浜絣の「伝統工芸品産業振興に関する法律」指定の問題は、時代に取り残され技能の伝承面・経済面でも、重要な指摘がされている・・・としている。

以下は著者が抜粋している箇所。

本当につらい仕事ならとっくにすたれていただろう。野草や小鳥の柄を絣に織り込む時、彼等はどんなに疲れていても楽しかったに違いない。それを着て喜ぶ者の顔を思い出して描けば疲れもいやされたのであろう。あの北越の上布にしろ、天保銭の穴を通る繊細な麻布に、目もくらむ十字絣を織り込んでいる。弓ヶ浜の人々は、「豊かに貧乏してきた」といみじくも嶋田さんはいわれたけれど、それならば現在の我々は「心貧しく富んだ生活をしている」というべきかもしれない。 

 「心貧しく富んだ生活」・・・この言葉、グサリとくる。

 

 

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以前作った金柑ジャムを使って、初めての『金柑シフォンケーキ』

ジャムを70gほど投入。

100均で買ったシフォン型2個に、いつもの分量の生地がピッタリ入った\(^_^)/

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1月誕生日の友へ・・・💗♬please♬💗