★のほほん田舎暮らし!★

自作のパンやケーキのメモと日々の何気ない小さなことを書いてます。

11月23日の夜のことです


        散歩中の夕空の雲



我家のいつもの夕食時に親しいTちゃん(トマト博士)から珍しく電話がかかりました。
その内容は、近所の親友Nちゃんのご主人の悲報でした。




あまりにも突然の事に、私は名前を聞いても誰のことなのか、すぐには分らず「どこの人??」と聞き返してしまいました。
それ程、突然の事だったのです。



ちょうど5日前には東京の実家の法事から帰ったばかりなのを知っていたし、最近具合が悪いと聞いたことも無かったのです。
前日22日までは普通に出勤もしていたのだろうし・・・




Nちゃんが夕方ご主人の部屋を覗いた時には、すでに亡くなっていたのだそうです。
近所の私たちはすぐに駆けつけましたが、検死の結果が出た夜10時ごろまでは、ただただひたすら待つのみ!
検死の結果は「急性心不全」でした。




告別式は翌々日の25日。
あまりにも突然の事なので、サンフランシスコに在住の娘さんはお式には間に合わず、東京にいる息子さんも仕事が休めなくって、最後のお別れが出来ませんでした。
ただ、一番下の息子さんだけは同居なので、しっかりお母さん(Nちゃん)をサポートしていました。




喪主Nちゃんの挨拶の中で、印象的だったのは「私達は”かぐや姫の”『神田川』のような生活から始まりました」って、思い出を語ってくれたことです。
自分の言葉で素直にご主人との思い出を語り、その素直な言葉で会場の方への感謝の言葉を述べ、
張り詰めた気持ちの中で、気丈に振舞うNちゃん・・
私達、お手伝いをしている女性陣は、そのNちゃんの姿が痛々しく、涙を止める事が出来ませんでした。




Nちゃん、今はもう感情を表してもいいんだよ!
イッパイ泣いてもいいんだよ!
大声を上げて泣いてもいいんだよ! Nちゃん!!!




※このブログを書く時に、Nちゃんに承諾をいただきました。
その時のNちゃん曰く『どうせなら格好良く書いてね』だって・・・
Nちゃん、私なんかより、ズットしっかりしてるね!!
少し安心をしたuiriです。