★のほほん田舎暮らし!★

自作のパンやケーキのメモと日々の何気ない小さなことを書いてます。

読書

wholetintherain さんからご紹介いただいたこれ読みました。

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)

水上勉作品は昔からずっと気になっていたのに、何故かきっかけが無くて、これが初めて。
小説ではないのですが…


気になっていた理由は…
水上勉作品に京都・等持院が舞台になった『雁の寺』(第45回直木賞)があるからです。
昔その近所に住んでました。
水上氏は等持院で、16歳から18歳まで隠侍(いんじ)【老師様の女房役のような仕事を受け持つ】をしていたのだそうです。



今回の土を喰う日々は、1月の章から12月の章までその月ごとに旬の物・それにまつわる思い出・お気に入りの物などを紹介してあります。
−6月の章−には、梅が登場!
毎年作る青梅の甘露煮が大好きな私は、ここに載っていた“青梅のかりかり漬け”(砂糖漬け)気になリました。
COOKPADにメモしたので、今年の梅の時期には試してみたいと思ってます。


−7月の章−には・・・
大大大好きな茗荷^^
以下本文より引用

みょうがは、私にとって、夏の野菜としては、勲章をやりたいような存在だが、読者はどう思うか。
こんなに、自己を頑固に守りとおして、黙って、滋味(にがみ、香味)を一身にひきうけている野菜を知らない。

茗荷は脇役的役割の多い食材ですが、これがあるとないとでは雲泥の差!!
同じような役割を担っている、柚子・シソ・ネギ他・・・もありますが、茗荷って一番マイナーな存在のような気がします。
嫌いな人も多いかと・・・そう言う私も以前は大嫌いで、それがいつの間にやら気づいたらバカになるほどのお気に入り(^_^;)
夏の茗荷の季節には、我が家の裏手に自生する茗荷を、毎朝採りに行くのが日課です。
筍と同じように???頭が1mm程度出るか出ないかと言う時に採った茗荷が最高です。
私がよく忘れるのを茗荷のせいにしては、茗荷が可愛そうですね。


とにかく、茗荷をこんな風に表現してあるのに初めて遭遇。
「茗荷を食べるとバカになる」と言うフレーズが広まっているためか?茗荷はヒーローにはなれないのです(*_*)


   ※私の一番のお勧めは“ミョウガサンド”“茗荷たっぷりお好み焼き”他にも刻んでおいた茗荷を何でもパラパラかけるのが好きです♪