★のほほん田舎暮らし!★

自作のパンやケーキのメモと日々の何気ない小さなことを書いてます。

新たなパイプライン

この写真、新しく砕石を敷かれた場所は田んぼでした。
そして、この砕石が敷かれる前は、向うに見える工場は雑木林で見えませんでした。
写真には写ってないけど、左手にはずっと向うまでパイプラインが新たに敷かれています。
そのラインは、今後ずっと伸びていくのでしょう。



↓11月20日撮影

↓12月17日撮影

私がいつも散歩している農道からはほんの10mか20m程のところです。
そして、近い将来この辺り一帯が採掘されるんです。




1930年から行われている「珪藻土露天掘り」では全国的にも有名なのだそうです。
100mにも及ぶ珪藻土層は、火山灰をもとに湖に繁殖する植物性プランクトンが周期的に異常な増殖を繰り返した殻の堆積です。
微細な穴で構成された殻は優れたろ過性を有するため、水質保全、ビールやワイン、醤油等のろ過精製をはじめ、多くの近代科学を支えています。


こんな風な重要な役割を持った工場ですが、この辺り一帯が採掘されてしまうと思うと一抹の寂しさもあります。10年後20年後には、もう今と同じ風景はなくなるんですね。
移り変わっていく事が、世の常なのは分かっていても・・・割り切れない心境。