京都市美術館で開催中の『ルーブル美術館展』チョイ見してきました。
今回の目玉?はフェルメールの“天文学者”
当然ですが、館内撮影禁止なので写真はなし。
フェルメールは「光の魔術師」と言われていますが、今回日本上陸初の“天文学者”も窓から入る光の加減が際立ってます。
30数点しか現存しないと言う事ですが、他の作品も窓辺の
人物像が多いです。
窓辺でもなく自然の光も入り込んでいない「真珠の耳飾りの少女」
この作品にも一度は出会ってみたいものです。
以前み〜ちゃんに紹介してもらっていた『誰も知らない「名画の見方」』『美術館商売』
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フェルメールの光の表現の仕方・展示物のバックの色や区分。説明書の書き方・位置…(作品の両サイドに同じ説明書きがあったのは良かった!)
開館時間直後に入館して2時間ほど見学しましたが、人が多すぎてゆっくりノンビリとは出来ませんでした。
その後、時間の余裕があったので南禅寺方面にテクテク。
日本の禅寺のなかで最も高い格式を誇る南禅寺。
日本三大門の一つに数えられる三門。高さ22メートルあるそうです@@
※他、日本三大門…知恩院山門・身延山久遠寺山門(山梨県)
その奥まった所にある『南禅院』
池に亀の形の島がある・・・と勝手に思ったのは、実は心字島を浮かべた池泉廻遊式庭園でした(・・;
これ亀に見えませんか??
以前ここに来た時も不思議に思った事ですが・・・
南禅寺を抜け木立の向こうに、突然現れる煉瓦で出来たアーチ形の橋。
琵琶湖から京都市内に水を引く琵琶湖疎水のために作られた『南禅寺水路閣』
何故こんな所…南禅寺の境内???に水路を通す必要があったのだろう??
調べてみたらこんなことが分かりました。
明治23年に作られたのですが、当初の計画部分に天皇家の分骨場があることが判明。
そこで、急きょ変更になったのが現在のコース。
納得(*^^)v
南禅寺水路閣は建設から120年以上経った今でも、役目を果たしています。
京都の旧跡にも違和感なく馴染んで、情緒豊かな味わいのあるロケーションとなっていました。
明るいうちに帰宅・・・ホッ(*'▽')