明日は『冬至』 南瓜たべよう!
『乃東生』(なつかれくさしょうず)
15年も前に第一刷発行されていた。
読んでそんな風には感じないのは、古典の紹介だから??
代表的な「御伽草子」「蜻蛉日記」「方丈記」「紫式部日記」「雨月物語」「紫の一本」(むらさきのひともと) 他。
聞いたことのない書物名であったり、読み方も分からないものまで。
少し毛色の違うところでは「解体新書」や「北越雪譜」(ほくえつせっぷ)「風姿花伝」(世阿弥・能楽論)など。
原文を交えながら、作者の独断と偏見の解釈で進めていく内容。
原文の部分が読めない・・・と言うかほとんどいい加減な解釈でぶっ飛ばしていった(;´Д`A
作者の今風な解釈が、興味深く面白かった。
読んだ内容は忘れていくけど、小説以外のこういうジャンルもたまには刺激になって良し❣・・・としよう(^_^;)
※ブクログの個人評価は★★★
原文の解説があれば、なおよく分かったし、頭に残っている部分が多くなるような気がした。
しかし、「紫式部日記」の章では、紫式部って才女なんだけど意外にライバル心丸出しだったりするのね。文学をたしなむ女性だからか?ミーハーじゃなかったらしいけど。私は普通の女性とは違うのよ「ふんッ」って感じだったのか?
また、「枕草子」の清少納言のことをメッタギリにしている。直接的には二人は出会ってないのに(~_~;)・・・である。 才女に対して、敵対心丸出し??(;゚Д゚)
「解体新書」の章では・・・
最後に
私の耳には、中島みゆきの「地上の星」が鳴り響いた。これはまさに「プロジェクトX」ではないか。人と人とのつながりで、困難を乗り越えていく。「解体新書」はかつて下層階級におかれた人から武士まで、いろいろな人の協力によってまとめられたものだった。
「方丈記」の章では・・・
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」
の有名な文章ではじまる『方丈記』は、はやりのシンプルライフのお手本みたいにいわれることもある。たくさん物はいらず、方丈、畳四畳半ほどの広さの住居があれば充分であるという。
しかし、長明も最初から人生達観タイプではなく、元は欲に絡んだ人生を送っていた・・・ということは、凡人だったのだな~と思ってしまった。
大火や天変地異を経験して人々の生活が崩壊するのを見た長明は、五十になって出家し方丈ほどの住いに移って行ったらしい。(元は豪邸?)
出家して修行の身であっても、ずっと煩悩を持ち続けていて、ちょっといじけ気味にも思えると言う作者の解釈も面白い。
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残りの桑の実ジャムを使ってしまいたくて、またまた『桑の実シフォンケーキ』
半分にカットして・・・
ちょっとだけオメカシ🎵
お世話になった方に🎅“メリークリスマス!”🎅
さて、我が家の🍰クリスマスケーキは市販品にするか・・・? どうする・・・??
キリストの誕生をお祝いすればよいのだから、別にケーキが無くてもイイのでは???